融資を受ける際の担保について
融資の可否や融資枠を広げる際の重要な要素に、債務者が提供する担保価値があげられます。
担保とは、融資の保全のために債権者が設定するもので、一般的には不動産が担保の主流です。もちろん不動産以外にも、預金や有価証券、機械設備、入居保証金、売掛債権なども担保になります。これらは物的担保といわれるものですが、一方人的担保とはいわゆる「保証人」のことです。一般的に担保とは物的担保のことで、特に長期の貸付の場合は不動産を担保提供できなければ融資は難しくなります。
また、不動産担保があれば融資を受けやすくなるのは事実なのですが、担保があればかならずしも融資が受けられるわけではないということも事実です。
素晴らしい不動産担保を所有していたとしても、企業が融資を受けるためには一定以上の企業格付けが必要になります。
担保設定には普通抵当権と根抵当権があります。当座貸越と手形貸付の極度枠設定については、根抵当権で設定します。いずれの場合も継続的取引となりますから、極度枠と同額以上の根抵当権設定になります。
証書貸付の場合は普通抵当権で設定されます。ひとつの債権に対してひとつの抵当権が融資上の原則だからです。
不動産の担保なして長期の借り入れは難しいでしょう。5年、10年先となると銀行も先が読めませんから、融資の保全がかならず必要だとなります。
金利が高くなりますが、事業者ローンなどの無担保ローンでかりる方法もありますが、借り入れ先の選定には注意が必要です。
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